クリストファー・エドワード・ダンカン(Christopher Edward Duncan, 1981年5月5日 - 2019年9月6日)は、アメリカ合衆国アリゾナ州出身のプロ野球選手(左翼手・一塁手)。右投左打。
父であるデーブ・ダンカンは元捕手のメジャーリーガー、兄であるシェリー・ダンカンもメジャーリーガーという野球一家。
経歴
1999年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスに1巡目(全体46位)で指名され入団。
2005年9月10日にメジャーデビュー。
2006年は、3度目のメジャー昇格から正左翼手として定着。ナ・リーグ6位タイとなる後半戦19本塁打を放ち、実質メジャー1年目で20本塁打以上となる22本塁打をマーク。特に8月には好調で、3試合連続本塁打を含む9本塁打を放ち、月間最優秀新人に選出。持ち前のパワーを発揮し、ワールドシリーズ優勝に貢献した。
2009年7月21日にフリオ・ルーゴとの交換トレードでボストン・レッドソックスへ移籍。しかし、一度も昇格することもなく、8月21日に自由契約となった。
2010年1月19日には、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだが、同年に引退した。引退後はセントルイスのラジオ局でスポーツを担当。
悪性脳腫瘍が見つかり、2012年10月に治療を開始したが、2019年1月に再発した。
2019年9月6日に脳腫瘍のため死去。38歳没。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2009年度シーズン終了時
背番号
- 16 (2006年 - 2009年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 D
- 親子メジャーリーグ選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)




