座安 琴希(ざやす ことき、1990年1月11日 - )は、日本の元女子バレーボール選手、現指導者である。
来歴
沖縄県うるま市(旧具志川市域)出身。友人がバレーボールをしていた影響で、小学校3年生からバレーボールを始める。
中部商業高校では、セッターとして活躍。2007年度は主将として春高バレーや佐賀国体などを経験した。
2008年4月、レシーブ力を評価され、久光製薬スプリングス(現・久光スプリングス)にリベロとして入団した。入団当初はチームに全日本女子代表リベロの佐野優子がいたこともあり、レシーバーとして途中出場するのみだった。
2010年、佐野が海外チームに移籍したことで、2010-11シーズンはチームのレギュラーリベロとして活躍。同シーズン、プレミアリーグ2位のサーブレシーブ成功率を収めた。
2011年3月、全日本女子チームにメンバー登録され、6月のモントルーバレーマスターズで国際試合デビューを飾った。同年11月に行われたワールドカップバレーでは出番は多くなかったものの、コートに立った時はレシーバーとして安定した働きを見せた。
2012年3月、2011/12プレミアリーグにおいて、サーブレシーブ賞とベストリベロ賞を獲得した。続く2012/13シーズンでもチーム6年ぶり優勝に大きく貢献し、自らもベストリベロ賞、サーブレシーブ賞を獲得した。2013年5月の第62回黒鷲旗大会でも優勝に貢献し、ベストリベロ賞を獲得。
2014年度からはチームキャプテンを務めている。
2016年5月のリオデジャネイロ五輪世界最終予選には、「攻撃力をとった」ことで最後に落選した4年前のロンドンとは逆の理由(「守備力なくして、日本は世界に勝てない」)から、レシーバーとして14人入りを果たし出場した。同年8月31日、久光製薬は座安のRCカンヌ移籍を発表した。2017年、久光製薬に復帰。
2021年6月30日付で現役引退し、コーチに就任した。2024年、退団。
球歴
- 全日本代表 - 2011-2016年
- 全日本代表としての主な国際大会出場歴
- ワールドカップ - 2011年
所属チーム
- うるま市立あげな小学校(あげなクラブ)
- うるま市立高江洲中学校
- 沖縄県立中部商業高等学校
- 久光製薬スプリングス(2008-2016年)
- RCカンヌ(2016-2017年)
- 久光スプリングス(2017-2021年)
受賞歴
- 2009年 - V・サマーリーグ MVP
- 2012年 - 2011/12Vプレミアリーグ ベストリベロ賞、サーブレシーブ賞
- 2013年 - 2012/13Vプレミアリーグ ベストリベロ賞、サーブレシーブ賞
- 2013年 - 第62回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 ベストリベロ賞
- 2015年 - モントルーバレーマスターズ ベストリベロ
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り。
脚注
参考文献
- 月刊バレーボール1月号臨時増刊 2010/11Vリーグ観戦ガイドブック(日本文化出版刊)
外部リンク
- 座安琴希 - V.LEAGUEのプロフィール
- 座安 琴希 - 久光スプリングス公式サイト選手紹介
- 久光製薬スプリングス 新人2選手入団のお知らせ (PDF) ] - 久光製薬 2008年4月1日(2012年4月25日時点のアーカイブ)
- 座安琴希&石井優希オフィシャルブログ



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