番付上1人大関(ばんづけじょうひとりおおぜき)では、大相撲において大関が番付に1人のみ在位した状態だった例について述べる。
一人大関
大関が一人だけ在位し、東西に揃わない状態だった例は13例あるが、貴ノ花と貴景勝がそれぞれ2回記録しているため、11人の力士が番付上1人大関を経験している。
- 太字の力士は大関で、斜字の力士は関脇以下の地位で2024年時点現役中。
- 史上8人目の番付上1人大関である貴ノ花は、2回記録しており、番付上1人大関合計3場所在位は当時の史上最多記録(現在2位)である。
- 史上11人目の番付上1人大関である貴景勝は、2回記録しており、史上2人目の番付上1人大関を2回経験している。また番付上1人大関合計4場所在位は、貴ノ花を超えて史上最多記録となる。
- 11人の内、最高位が横綱である力士は、前田山と千代の富士だけである。
在位場所
- 1位 貴景勝(4場所)
- 2位 琴ヶ濱・貴ノ花(3場所)
- 4位 三根山・千代の富士・琴風(2場所)
- 7位 清水川・鏡岩・前田山・大内山・豊山(1場所)
1人大関成績
1人大関在位期間の記録(2025年3月場所終了現在)
- 勝星
- 1位 貴景勝(30勝22敗8休)勝率.576
- 2位 千代の富士(27勝3敗)勝率.900
- 3位 貴ノ花(26勝19敗)勝率.578
- 4位 琴風(21勝9敗)勝率.700
- 5位 琴ヶ濱(20勝16敗9休)勝率.556
- 6位 三根山(12勝13敗5休)勝率.480
- 7位 大内山(11勝4敗)勝率.733
- 8位
- 前田山(8勝2敗)勝率.800
- 豊山(8勝7敗)勝率.533
- 10位 清水川 (6勝5敗)勝率.545
- 11位 鏡岩(5勝8敗)勝率.385
- 優勝
- 千代の富士・貴景勝 1回
(その他の9人は1人大関在位中に優勝経験なし)
脚注
関連項目
- 大関
- 大関一覧
- 横綱大関
- 番付上1人横綱



