1972年のヨーロッパF2選手権は、全14ラウンドで争われた。オートバイレーサーとして成功し四輪に転向したマイク・ヘイルウッドがサーティース・フォードで参戦し、シリーズチャンピオンとなった。
カレンダーと勝者
- 第1戦、3戦、6戦、9戦、10戦、11戦、12戦は2ヒート制で行われ、最終結果は両ヒートの合計タイムである。
- 第2戦、4戦、5戦、7戦、13戦は、準決勝ヒートと決勝レースの2回のレースで行われ、決勝レースのタイムが示されている。
- 第2戦、6戦、7戦、9戦、11戦、14戦は、すでにF1でのポイント獲得キャリアを持つグレーデッド・ドライバーが勝利した。一覧ではすべてのグレーデッド・ドライバーは斜体で示されている。
- 第3戦のプラクティス走行でバート・ホーソーンは事故のため致命傷を負い、死亡した。
最終ポイント順位
ドライバーズランキング
レースごとに優勝者には9ポイント、準優勝者には6ポイント、3位には4ポイント、4位には3ポイント、5位には2ポイント、6位には1ポイントが与えられた。追加のポイントは付与されなかった。ベスト10レースの結果がカウントされる有効ポイント制だったが、同年は11戦以上入賞しポイント控除の対象となるドライバーはいなかった。
- レギュレーションにより、F1でポイント獲得歴のあるグレーデッド・ドライバーは、F2参戦で入賞圏の結果を残した場合でもF2選手権ポイントの対象外である。
- 第2戦では出走数が少なかったため、レギュレーションにより選手権ポイントは3位までの選手に与えられた。
参考文献
