No! Galers(ノー・ギャラーズ)は、1994年に結成された日本のバンド。
概要
来歴
1994年6月に久保こーじを中心とする6名のスタジオ・ミュージシャンにより、前身のバンド「PARASIGHT」(それ以前は「13's Paradise」)の流れを汲むバンドとして結成された。結成当初のボーカルは久保自身が務めていた。同年8月より原宿RUIDOでマンスリーライブを開始する。
久保が以前から小室哲哉のアシスタントとして活動していたこともあり、バンドとしても数々の小室プロデュース作品でレコーディングやアレンジ作業に関わる。小室がオーガナイザーを務めたライブイベント「avex dance Matrix '95 TK DANCE CAMP」「ORACLE OPEN WORLD 1996(tk-trap)」に出演したほか、小室ファミリーのライブでも演奏を担当するなど、実質的に小室のバックバンドとして活動していた。
小室の裏方として活動する傍ら、1995年9月にアンティノスレコードよりシングル「情けない自分に乾杯」をリリースしメジャー・デビュー。同年10月からは、小室が司会を務める音楽番組『TK MUSIC CLAMP』(フジテレビ)のエンディング曲「MOONLIGHT to DAYBREAK」(作詞は前田たかひろ、作曲は久保)の演奏を担当(翌96年5月まで)。
1997年にレコード会社をcutting edgeに移籍。メンバーチェンジを行うとともに、ボーカルを久保から新メンバーであるHIROSHIへ交代。同年4月に移籍第一弾シングル「It's heavy, tonight」をリリースし、5月には香港で開催されたMIDEMに出演。
1999年3月にシングル「平和のうた」をリリースしたのを最後にNo! Galersとしての活動は行われなくなったが、久保とHIROSHIはフォーク・デュオ「CLUBFOLK」を結成し、HIROSHI・木村建・松尾和博・住吉中の四人はバンド「ザ・トロフィーズ」を結成するなど、個々のソロ活動と並行して新たなバンド活動を行っている。2007年10月には、ドラムス担当の中野周一のドラマー活動30周年を記念するイベントにて、久々にNo! Galersとして出演しライブを行った。
バンド名の由来
バンド名は、ギャランティ(報酬)が支払われないことを意味する「ノーギャラ」に由来しており、共同作業者であった小室がギャランティを支払ってくれないことに対する抗議の意味も含まれている。しかし、実際には現金・ギター・自動車等がギャランティとして支払われていた。
メンバー
バンド結成からアンティノスレコードに所属していた時期を第1期、cutting edge移籍後から活動休止までの時期を第2期とする。
元メンバー
ディスコグラフィ
シングル
アルバム
その他の作品
楽曲タイアップ
参加作品
作曲・編曲
- hitomi「TOKYOのど真んなかBUSの中で」(1995年)
編曲
- TRF「Never give up on love (interlude)」(1995年)
- 仲間由紀恵「MOONLIGHT to DAYBREAK」(1996年)
- 大賀埜々「Kiss me Kiss me」(1997年)
- PRIVATE ACTRESS ORIGINAL SOUNDTRACK「shiny day」「ORANGE MUSHROOM」「The Theme of Private Actress (BAND VERSION)」(1998年)
その他
- 天方直実「ユメ/Bark at the night」(1997年、コーラス)
- 大賀埜々「Kiss me Kiss me」(1997年、コーラス)
脚注
注釈
出典
外部リンク
- BUZZ LEAGUE - No! Galers MEMBER PROFILE - - ウェイバックマシン(1998年7月5日アーカイブ分)久保こーじ公式サイト内のプロフィールページ
- No! Galers - ウェイバックマシン(1998年7月5日アーカイブ分)avex公式サイト内のアーティストページ




