「Hot chocolate」(ホット・チョコレート)はRIP SLYMEの11枚目のシングル。2006年1月25日発売。
概要
前作「黄昏サラウンド」から約1年3ヶ月ぶりのシングル。これは、RIP SLYMEとしては最長のリリース間隔である。
DJ FUMIYAが自律神経失調症の療養で不在のため、4人体制でのシングルとなった。メジャーデビュー後に4人で作品を発売したのは現時点で本作のみである。PVの最後には、FUMIYAへの応援メッセージともとれる文言がある。
チョコレートつながりで、初回限定盤のみ明治製菓とコラボレーションし、ジャケットに明治チョコレートの包装、歌詞カードは銀紙、CDは板チョコをそれぞれかたどっている。
また、それとは逆に、ジャケットの表裏を逆にし、CDではなくCDをかたどった本物のチョコレートを封入したバージョンと、本作の7インチレコードとのセットがインターネットで限定販売された。
本作と同日に布袋寅泰とコラボレーションした「BATTLE FUNKASTIC」が“HOTEI vs RIP SLYME”名義で発売された。なお、本作のc/wに“RIP SLYME vs HOTEI”名義でRIP SLYMEバージョンの「FUNKASTIC BATTLE」が収録されている。
初動売上は前作より上がったものの、前作から1つ順位を落とし、オリコン初登場6位となった。
収録曲
- Hot chocolate
- 作詞:RYO-Z, ILMARI, PES and SU 作曲:PES
- バレンタインを意識し、チョコレートをイメージした楽曲。前作に引き続きPESが作曲を担当した。RYO-Zは「このトラックに普通にラップを乗っければかっこいいだろうな、と直感で思った」と語っている。アルバム『EPOCH』収録。
- slowdown
- 作詞:RYO-Z, ILMARI, PES and SU 作曲:SU
- RYO-Z曰く「アーリー90'Sな雰囲気の俺たちの得意なBPM」で作られており、また、作曲したSUは「イケイケの植木等」とも語っている。アルバム『BAD TIMES』収録。
- FUNKASTIC BATTLE 〜RIP SLYME vs HOTEI〜
- 作詞:RYO-Z, ILMARI, PES and SU 作曲:DJ FUMIYA, 布袋寅泰 編曲:福富幸宏
- 布袋寅泰とのマッシュアップ曲「BATTLE FUNKASTIC」のRIP SLYMEバージョン。布袋バージョンは「BATTLE FUNKASTIC」に収録され、このシングルと同日に発売された。ベストアルバム『GOOD TIMES』収録。
参加ミュージシャン
- RYO-Z - MC
- ILMARI - MC、Human beat box (#3)
- PES - MC
- SU (RIP SLYME) - MC
関連項目
- 宮原永海 - 「Hot chocolate」のコーラスとして参加。
- 布袋寅泰
外部リンク
- Hot chocolate ワーナーミュージック・ジャパン
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